UPSのバッテリーは互換バッテリーで問題なし

我が家には、家族の写真やビデオ、バックアップした音楽、書類関係を一括で保存するサーバーが稼働していて停電による故障を避けるためにAPC社製のBE550というUPS(無停電電源装置)を設置しています。

このUPSはUSB接続でパソコンと常時通信しているので、停電後に一定時間(設定で変更可能)経っても停電が収まらなければPCを休止状態にしてくれるスグレモノです。

UPSは3年程度で鉛バッテリーを定期交換しないと、いざという時に容量が足りなくて正しく動かなくなるので要注意ですね。

先日ちょうど3年経過したのでバッテリーはまだ調子良さそうですが、鉛バッテリーは突然死するリスクを考えて交換することにしました。

ただAPC純正のバッテリーはちょっと高価です。

この記事を書いている時点(2020/05/05)で純正のバッテリーは楽天市場の最安が9,400円ですね。もちろん古いバッテリーの引取は無料です。


実は世の中には、このUPSにピッタリ収まるSUPER NATTOという互換バッテリーがあります。(NATTOって納豆?みたいに面白い名前です)

価格(2020/05/05の時点)はYahoo!ショッピングで6,980円ですね。こちらも古いバッテリーの引取は無料です。

純正品と互換品との価格差約2400円をどうみるかは個人によりけりですが、判断基準としては信頼性が大事ですよね。

実は今回交換する前のバッテリーは、まさにこのSUPER NATTO互換バッテリーでして、何度か停電時に問題なく動作していることも確認済みで、3年経った今も元気よく動作しているので、私にとっては信頼感は問題なしです。

よって実際にYahoo!ショッピングで発注して届いたので交換してみました。

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交換手順

手順は非常に簡単です。

1. 本体をひっくり返します。裏蓋を矢印の方に動かして外します。

2. 蓋が開くとバッテリーが見えるので、これを外します。配線が付いているので、UPSのケースを立てて慎重に斜めにしながら取り出しましょう。

3. 配線は、プラス端子(赤)→マイナス端子(黒)の順で外して古いバッテリーを取り外し、新しいバッテリーは、マイナス端子(黒)→プラス端子(赤)の順で配線を接続してケース内に慎重に入れて蓋を締めれば完了です。

4. 古いバッテリーは新しいバッテリーの箱に梱包し、同梱されていた佐川急便の着払い伝票を貼り付けてください。最寄りの佐川急便の営業所を調べて電話で集荷の依頼をしましょう。

UPS監視ソフト

Windows10で標準機能でもUSB接続すれば、このUPSを監視できますが、APC社製の監視ソフト「PowerChute パーソナルエディション」といのもあって、私はこのソフトをインストールしてしようしています。

以下のリンクからダウンロードが可能です。

APCは、すべての無停電電源装置(UPS), ラックおよび関連アクセサリー, 分電・配電機器, データ センター ソフトウェア, セキュリティ・環境監視, サービス, プリファブ・データセンターモジュール, 空調・冷却, サージ保護・電圧調整機器のフルサービスプロバイダーです

このソフトの特徴としてはちゃんとGUIがあって状態を表示したり、停電時の設定を変更できます。

このソフトの主な機能は以下2点です。

1. UPSおよび商用電源の動作を監視

停電などの電源供給に影響するあらゆる事象を監視して最新のデータの他に、履歴データを参照することが可能

2. [設定]オプションを使用して、UPSの使用方法をカスタマイズ

電源の質に合わせてUPSの感度を変更したり、休止状態への移行時間を変更可能

まとめ

UPSのバッテリーの定期更新をしました。

今回も互換バッテリーを購入して問題なく動作しており、今後もこの製品が販売され続けてもらうことを期待します。

交換作業時間は、20分もあれば十分にできますし、このタイミングでサーバー周辺の清掃作業もすれば快適ですね。

最近、異常気象で豪雨や強風時に停電することもチラホラあるので大事なデータを扱っている方はUPSの導入を検討しても良いかと思います。

私が使用しているBE550は絶版品のため後継機種で少し容量の小さい機種「BE425M」が使い勝手も変わりなく価格も手頃で良さそうです。


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