新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になって通勤時間(毎日3時間)の無駄が無くなり時間ができたので、ずーっと後回しにしてきた家族の写真やビデオをバックアップしようと、ブルーレイドライブ(PIONEER製BDR-206)のボタンを押したらトレイが出てこなかった。。。
早速ドライブにある緊急用の穴にクリップを差し込んでトレイを引き出して中の様子を見てみました。
ボタンを押したときの挙動を見てみたら、手前のプーリーに掛かっているゴムベルトが滑って動力を伝えていないことが分かったんです。
そこでピンセットで、そのゴムベルトを取り外してみました。
ゴムがパッサパサに乾燥してましたね。
よってある程度の弾性というかシットリ感をゴムベルトに回復してあげる必要があると考えて悩みましたw
手元にあるもので何か試せないかと思い、完全に発想としては逆なんですが「呉工業(KURE)のシリコンルブスプレー」をゴムベルトにかけてみたらゴムの弾性力が復活するのではと思い試してみました。
手順としては、
- ティッシュの上にゴムベルトを置いてシリコンルブスプレーを全体にかけて1分ほど放置。
- ティッシュでゴムベルトに付いたシリコンを拭きます。
- ピンセットで元の位置に戻します。
シリコンルブスプレーは摩擦軽減が目的なので、結局滑って駄目だと予想していたんですが、結果としては大成功で問題なく動作するようになりました!
なぜ直ったのか未だ不明ですが、シリコンがゴムベルトに浸透したことによる弾性力が復活してプーリーにしっかりとゴムが食いつくようになったのかと思いますね。
新しくゴムベルトを買うのも解決策と思いますが、同じサイズがみつからなかったりするので、他の用途にも使える安価なシリコンルブスプレーをまずは試してみるのも良いかと思います。