おうちで飲めるヴァイツェンビール第5弾は「銀河高原ビール デュンケルヴァイツェン」です。
このビールも先日買ったエチゴビールを売っていたお店で期間限定的に売っていたので急いで買いました。
銀河高原ビールとは
銀河高原ビール株式会社は、結構な紆余曲折経た会社ですよね。
1996年に岩手県の沢内村(現在は西和賀町)の村興しとして、岩手県の建設会社「東日本ハウス株式会社」が設立した会社です。
設立当初は「ホテル森の風 沢内銀河高原」で地ビールの製造販売を行っていて、最初は良かったんですが、地ビールブームが去ると、とたんに業績は悪化して2001年に分社化して清算。
残した会社も業績振るわず2006年に多額の負債を抱えたまま清算しました。
当時も数回飲んだ記憶がありますが、これと言ってパッとしないビールだったのは覚えています。
それでも、東日本ハウス株式会社の子会社として会社を継続して営業していましたが、とうとう2017年にIPAビールで最近好調なヤッホーブルーイングに全株式を譲渡しています。
ちなみにヤッホーブルーイングは、星野リゾートの星野佳路が起こした会社ですね。
ヤッホーブルーイングの株主構成は星野リゾートが66.6%でなんとキリンビールが33.4%を持っているなんとも複雑な状況です。
銀河高原ビールの、ビールの種類としては、なんとも嬉しいヴァイツェンをベースにしたものが多く、近くの和賀岳からの伏流水を利用して製造しています。
デュンケルヴァイツェン
今回購入した商品の情報です。
ちなみに上にも書きましたが数量限定のビールになります。
- 製造元:銀河高原ビール株式会社
- 産地:岩手県和賀郡西和賀町沢内貝沢3-647-1
- 原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
- アルコール:5.0%
- 内容量:350㎖
- 購入価格(税抜) :267円
名前にあるデュンケルとはドイツ語で意味は「色の濃い」という意味です。
英語だとDarkに相当しますね。
ロースト(焙煎)した麦芽と小麦麦芽を使った、濃い茶色のヴァイツェンになります。
感想
早速先日セリアでゲットしたグラスに注いでみました。
さすがデュンケルと名の付く通り、かなり濃いブラウンです。
ヴァイツェンなので更に濁っていて期待が持てます。
まずは一口!
感想としては。。。。。予想よりも焙煎具合が強くてヴァイツェンの風味(バナナの香り)が弱まって正直残念です。
ごくっと最後まで飲んでみました!
酵母感はありますが、やはり焙煎の味が強いですね。
ガッツリローストしたスタウトビールは好きですが、今回はヴァイツェンを期待していたので中途半端というのが全体の感想になります。
評価
今回の銀河高原ビール デュンケルヴァイツェンの評価になります。
- テイスト:△
- 香り:△
- 価格:◎
数量限定ということで、経験という意味では良かったですが、もう1度飲みたいということにはなりませんでした。
ヴァイツェンの香りとローストのマッチングは難しいのかと。
マイヴァイツェンランキング
今回の評価結果を入れた、私のおすすめランキングの更新です。
1位:グランドキリンDIP HOP WEIZENBOCK(オススメ!でも販売終了)
2位:華ほの香 爽快のヴァイツェンIWATE SAWAUCHI
5位:銀河高原ビール デュンケルヴァイツェン(数量限定)
銀河高原ビール デュンケルヴァイツェンは残念ながら最下位でした。
理由は既に書きましたがヴァイツェンの香りとローストのバランスがそもそも難題と思います。
今月末に銀河高原ビールからスペシャルヴァイツェンビールが発売される予定なので近所で見かけたら、また買ってレビューしたいと思います!