理系パパの子育てライフハック#019:
SAPIXを辞めた件

辞めたのは2年近く前の話になりますが、経緯と辞めた理由を残しておきたいと思います。

そもそもSAPIXに入りたいと言ったのは子供からでした。

動機は同級生がSAPIXに通っていて賢く見えてカッコ良かったんだと思います。

私は行きたいなら後押しはするけど、無理に小学生のうちから塾に行かせる考えはなかったので、まずは試験に受からないとね?と伝えて入塾テストの申込みをしました。

普段の学習はスマイルゼミを毎日やるぐらいでしたので、かなり厳しいだろうなと思っていましたが、真ん中のちょっと下ぐらいのクラスに入ることができました。

手続きをして通い始めたら、すぐに問題が発生しました。

子供の想像の遥か倍以上だと思う、毎日の課題の山、それに付き合わないといけない親の可処分時間の消費。

そしてそこにつきまとうイライラ。

最初の半年は自分で言いだした手前それなりに頑張っていて、それに応えようと親も頑張りましたが、それまで普通に遊んでいた時間が、ほとんど課題に費やすことになりストレスは溜まる一方でした。

そして何よりも決定的な一打は、SAPIXの運営でした。

当然塾側は優秀な生徒に良い学校に行ってほしいわけですから、上位のクラスの先生は優秀な先生が担当していると思われ、うちの子のような真ん中から下のクラスにを担当する先生は「こんなのもできないの?」と軽く生徒に言ってしまう方でした。

そして課題は多い、塾では貶される、完全に負のスパイラルに陥り、ある日家で課題をやっている時に子供の涙が止まらなくなってしまいましたので、私が「もう辞めよう」と言ってすぐに電話をして辞めたという経緯になります。

SAPIXは、データに基づいてたくさんの教材を供給できる体制を整えた工場であり、日々の課題をこなして詰め込むことを厭わず淡々とこなせる処理能力の高い子が戦闘態勢を整えるために行く塾だということが分かりました。

親としてもっと塾選びに関して真剣に取り組むべきだったと反省しています。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

フォローする