AudiのA3 Sportback(2016年モデル8V)に乗っているのですが、ナビがクソ過ぎて酷いんです。
ちなみに前のA3のモデル(2009年8P)にも乗っていましたが、それに付いていたクラリオンのナビのほうが断然良かったです。。。
さて、話は戻して、まずこのクソナビは、そもそもの使い勝手が酷くて使えないです。
MMIと呼ばれる回転・プッシュタイプのインターフェイスで入力をしたり、持ち手の部分をなぞるとタッチ式で文字を描いて入力できるんですが、そもそも右ハンドルだと文字入力は左手になる。
右利きの私なので、左手での入力はある程度慣れても、誤認識するからとってもイラッとするんです。
でもそこはAudiも考えていて、対策として音声認識がすごい優れてる。
なのでハンドルのボタンを押して「オンライン検索」と指示した後「現在地周辺か目的地周辺」と聞かれるので、近ければ「現在地周辺」遠ければ「目的地周辺」と返すと、「検索用語をお話ください」と聞かれるので「目的地」を指示すると、裏でナビがGoogleに接続して目的地候補を表示してくれるんですが、候補地の精度が非常に高くて便利なんです。
技術的な仕組みとしてはナビのユニットにSIMカードが挿入されていてソフトバンク3Gの回線でAudi Connectという仕組みを使ってGoogle検索と接続されています。(最近のモデルはLTE回線になっているみたい。)
ただし、これ問題が1つあって有料なんです。
新車で購入後3年間は無料なんですが、4年目からは有料です。
4年目から引き続きこの「オンライン検索」機能を使うには2年契約で36,720円を払わないといけません。
しかも3年間無料の時に付いていた地図更新サービスは含まれず、これも別途有料です。
この年度版地図更新は驚きの31,320円です。
なので「オンライン検索」をして地図の年度更新を2年に一度したければ年平均で34,020円の費用が必要です。
来年の車検で4年目を迎えるので、月に1回か2回しか使わない機能に年あたり34,020円を払うのは馬鹿らしいなと思うのと、そもそもスマホのGoogleマップ使えば無料でできることに払う理由はあまり見つからないんですよね。
唯一の欠点は、トンネルに入ったり、首都高みたいな複雑な高架式の高速道路を走る際には速度信号がスマホでは拾えないからナビが正しく動かないので、そういった場所を走る際は、地図が古くてもオンライン検索が使えなくても、車のナビを併用することで対処できると思います。
よって今年のうちにスマホへ移行して慣れないと!と決心しました。
スマホを設置する位置の検討
スマホに移行することを決めたんですが、肝心のA3のメーターパネル周辺にスマホを置ける場所が簡単に見つからない。
そこでじーっくり写真を見て検討することにしました。
下の写真が検討した場所を表したものです。
それぞれに検討結果をまとめると、
①位置としてはベストかも知れないが、スタンドを貼り付ける位置が湾曲していて、真空式の吸盤固定のスタンドだとしても固定が難しいのと、純正のディスプレイを見る時の邪魔になる。
②エアコンの吹出口があって、固定する場所が設けられない。
③ここも湾曲しているのと、ほぼほぼ垂直になっているので、吸盤式のスタンドだと経年劣化で落ちてくる可能性が否めないが、良いものがあれば付けられるかもしれない。
④ネットでここに設置している人の記事を見ましたが、運転中の視線移動量が多すぎて安全運転に支障をきたすので却下。
ということで、とりあえず③の場所に相応しいスタンドが無いか検討することにしました。
あと私と妻のスマホ(Galaxy S7 edge)が非接触充電qi対応なので、この機能が付いているスタンドも含めて探すことにしました。
Amazonの商品
結構長い期間探したのですが、良さそうなものが見つからず、唯一見つけたのは、YouTuberのカズさんも紹介しているAmazonで売っているEasyOneTouch3でした。
ただこれを③の位置に付けようとすると、どう考えても成立する角度が無いのと、それなりの金額がするので、失敗したら痛いので断念しました。
海外の商品・そして購入
その後も色々と検索したのですが、なかなか良いのが見つからないので、海外サイトで探すことにしました。
そうしたらようやく見つかりました。
CLEAR MOUNTSというカナダの会社のホームページで見つかりました。
これちょうど③の位置にしっくりくるAudi A3専用デザインのスマホホルダーなんです。
そして動画にもあるようにqi対応のクレイドルがあるので車に乗車して置くだけで充電開始できるバッチリなオプションもありますね。
取り付け方は下記動画にあるようにエアコンの吹出口を取り外してホルダーを挟み込むという方式です。
私の希望に完全に合致するので即断即決しました!
価格は、
SWIVEL MAGNETIC & CRADLE HOLDER (A3 8V):35ドル
QI WIRELESS GRAVITY CRADLE CHARGER:25ドル
送料:10ドル
の合計70ドルです。
でも買う前にちょっとお待ち下さい!!!
なんと下記サイトに10%OFFクーポン(クーポンコード:Audiworld)があるので購入画面の”Enter Coupon”のところにこのコードを入力すれば1割引がゲットできます。
支払い方法はPayPalが必要なので、事前にPayPalのアカウントは作っておくのが良いです。
取り付け
お盆休みを挟んだので10日間ほどで届きました。
荷物の追跡情報を見てたら即発送されて日本の通関までは3日後ぐらいには届いていたのですが、5日間も通関で処理されずでした。
お盆でなければもっと早かったと思いますね。
届いた荷姿はこんな感じでした。
以下取り付け手順で説明します。
1. 2つのエアコンの吹出口を取り外します。
ここは写真の矢印の根本の部分の隙間に爪を滑り込ませて右→左→右→左とグラグラと揺らしながら手前に引き出すと取れます。
はじめに少し力が入りますが、思ったほど難しくはありません。
2. 外した吹出口は、下の写真に書いた矢印のように上下が逆さまにならないように吹出口側に出っ張りがあり、穴の方に凹みがあるので安心です。
3. ホルダーの輪の部分に吹出口を先に入ていきます。まずはホルダーをパッケージから出します。
4. ホルダーの両方の穴に吹出口をそれぞれセットします。真ん中の突起に小さな穴が空いてますが、穴が下側になる方が見栄えが良いと思います。
5. ホルダーに吹出口をセットした状態で吹出口を元通りに戻します。下の写真の矢印の方向に全体を少しずつ入れていくと、結構簡単に入っていきますよ。
6. この状態になればホルダーの取り付けは完了です。
7. 次に非接触充電qi機能付きスマホクレイドルを付けます。
裏側のネジを緩めてホルダー部の黒いボール状になっている部分に嵌め込みます。
そして緩めたネジを逆に締めて固定します。
スマホ本体を置く時にそこそこ力が掛かるので、ある程度強く締めたほうが良いと思います。
8. そしてシガーソケットからUSBの電源をとり配線を取り回してクレイドルに接続すれば取り付け完了です。
最後にクレイドルに挿入する部分のケーブルは直前に止めたテープの位置からある程度たるませると、クレイドルの角度を変更する時に突っ張らないのでおすすめです。
ちなみにここで使用したシガーソケットからUSB電源をとる製品は下記ANKER製Anker PowerDrive 2を購入しました。
赤いリングでLEDが青なので上のエアコンのコントローラーの色合いと調和が取れますよ。
9. スマホ(Glaxy S7 edge)を載せた状態の写真です。
このクレイドルは下に押し下げると両サイドが閉まる仕組みになっています。
SPIGENのケースを付けていても問題なく非接触充電ができます。またクレイドルの下の部分の長さを調整できるのである程度画面の高さや非接触充電の位置を調整できます。
まとめ
概ねこのクソナビからスマホへのシフトができるような状態にできたと思います。
これからスマホのナビの使い勝手に慣れてしまえば来年の車検以降に「オンライン検索」が使えなくなっても大丈夫かと思います。
もちろん完璧にはできなくて、一部不満もありますので参考までに列挙しておきます。
1つ目は、非接触充電qi対応クレイドルは、縦置きでないとメカ的な仕様上固定されません。よって横向きにすることができないです。このせいで横向きで動画とかみたいなというときは、別途付属していたマグネット式のマウントに変える必要があります。ただしこの場合、非接触充電に対応できないのが難点です。クレイドルまで配線が来てるので手間が気にならなければ、別途スマホケースを買ってプレートを貼り付けたものを車に置いておけば問題は無いかと思います。
2つ目は、最後の写真を見て分かるかと思いますが、ハザードランプのスイッチがスマホの陰にすっぽりと隠れるので、ボタンの位置になれるのに時間が必要です。ここは妻からもクレームがありましたが、残念ながら対処法がありませんので慣れてください。
以上、少しでも快適なカーライフの参考になれば幸いです。
Amazonで取り扱い始めてた
先日(2020/03/06)、Amazonで買い物しようとしたらなんとこの商品が売ってました。
納期も待てないし、日本円で購入したい方はAmazonで買っても良いかと思いますね。
下記リンクから是非確認ください!