ロシアで開催されているFIFAワールドカップ2018、6/19(火)に日本代表の初戦コロンビア戦が行われました。
結果は2-1の勝利でしたが、ここでは日本代表の数値データを振り返ってみたいと思います。
とりあえず今回はパスのデータが取得できたので成功率を計算し分析しつつ振り返ります。
パス成功率
特筆すべきは、酒井宏樹の成功率が73%という極端な低さです。
4回に1回は失敗する確率はディフェンスとして無しですね。。
次の試合では絶対に修正してもらわないと駄目です。
長友もディフェンスラインで83%はもうちょっと上げてもらわないと。
攻撃面では、柴崎が81%ともうちょっと上げないと攻撃に迫力が出ないです。
大迫も前で踏ん張って起点を作ろうとしているので71%とチームで一番悪いのは仕方ないですが、もうちょっと精度の方を求めていくプレーをしても良いかもしれません。
良い点は、9割以上の昌子と長谷部です。
次もこの安定感を期待しましょう。
パス | |||
成功数 | 総数 | 成功率% | |
酒井 宏樹 | 43 | 59 | 73 |
吉田 麻也 | 84 | 96 | 88 |
昌子 源 | 70 | 75 | 93 |
長友 佑都 | 44 | 53 | 83 |
柴崎 岳 | 59 | 73 | 81 |
原口 元気 | 33 | 39 | 85 |
香川 真司 | 38 | 45 | 84 |
乾 貴士 | 28 | 35 | 80 |
長谷部 誠 | 72 | 79 | 91 |
大迫 勇也 | 15 | 21 | 71 |
本田 圭佑 | 21 | 26 | 81 |
山口 蛍 | 12 | 14 | 86 |
岡崎 慎司 | 0 | 0 | – |
チーム全体 | 519 | 615 | 84 |
パス成功率(スペイン初戦の場合)
参考までにスペインの初戦、壮絶な打ち合いのポルトガル戦についてスペインのメンバーの成功率も計算しました。
フィールプレイヤーの先発メンバー10人のうち7人が90%超え、そしてその他のメンバーも86%以上と申し分なしです。
セルヒオ・ラモスは116本ものパスを出してそのうち112本が成功と素晴らしいですし、1分に1回以上自分がパスを出すってのは凄いことです。
そしてチームとしての成功率は91%と、ここまで完成されているポゼッションサッカーは素晴らしいです。
ただこの試合3失点してるんですよね。
そいうう意味で対戦相手のクリスチャーノ・ロナウドの精度はある意味宇宙人かもしれませんw
パス | |||
成功数 | 総数 | 成功率% | |
ジェラール ピケ | 66 | 72 | 92 |
ナチョ フェルナンデス | 56 | 61 | 92 |
セルヒオ ラモス | 112 | 116 | 97 |
ジョルディ アルバ | 76 | 88 | 86 |
セルヒオ ブスケツ | 64 | 69 | 93 |
アンドレス イニエスタ | 61 | 66 | 92 |
コケ | 80 | 88 | 91 |
イスコ | 91 | 104 | 88 |
ジエゴ コスタ | 17 | 17 | 100 |
ダビド シルバ | 49 | 57 | 86 |
チアゴ アルカンタラ | 24 | 28 | 86 |
ルーカス バスケス | 4 | 4 | 100 |
イアゴ アスパス | 4 | 6 | 67 |
チーム全体 | 704 | 776 | 91 |
まとめ
パスだけでは面白くないので、他になにかおもしろいデータが見つかればアップデートしたいと思います。
パスという意味では少なくともスペインの初戦と比べてみたいです。
と言っていたのでスペインの初戦を実際に調べてみました。
スペインの数字素晴らしいですね。
ここまでの精度でようやくポゼッションサッカーができる。
そして数が少ないので地味ですが、ジエゴ・コスタがパス成功率100%というのもなかなかな数字です。
技術があると言われてはいますが、日本代表がポゼッションサッカーができるようになるには、こういった実践でプレッシャーを感じている場合の精度かと思いますね。
どうすればこの域に達することができるのか?練習の時からガツガツやるべきかもしれませんw