大昔の話ですが高校受験が終わるまでずーっと読書が苦手でした。
とはいえ読書ができる人にずーっとあこがれを抱いていたのも事実です。
受験も終わった春休みに親戚の家に遊びに行ったら
教師をしている叔父から
「本は読むか?」
と聞かれ
「あまり読まないけど、読書好きにはなりたい」
と答えたところ
「これを読んでみたら?」
と言って渡されたのが
スティーヴン キング著作 ”ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編”
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でした。
えっいきなり外国の人が書いた本の翻訳本?
ちょっとハードルが高いなぁーと思いながらも
「ありがとうございます。」
と言って受け取りました。
そして親戚宅からの帰りの電車の中でページをめくったら
止まらない止まらない
読み進めるスピードが異次元。
家について風呂にも入らず深夜まで読んで読破したことを今でも思い出します。
実はこの本、2作入っていて「ゴールデンボーイ」の他に
「刑務所のリタ・ヘイワース」という話があり
これが最高に面白かったんですが
後に「ショーシャンクの空に」という大ヒットになった映画の原作になるんです。
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もう映画になったときは嬉しくてたまりませんでしたし
自分が読書をして頭の中で描いた世界が
ほとんどそのまま映像化された時の感動は忘れられません。
この時に読書に夢中になった体験で
読書が大好きになるきっかけとなりました。