湘南新宿ラインでRakuten UN-LIMITを使ってみた

先日手に入れたRakutenモバイルのスマホ「Rakuten Mini(C330)」を持って湘南新宿ラインの電車内で使ってみました。

具体的には平日の朝に湘南新宿ラインの大船から新宿、そして夕方に新宿から大船という2パターンで、Rakuten Miniにインストールされている「my 楽天モバイル」アプリ上に表示される「パートナー回線エリア」と「楽天回線エリア」から電波の状況を把握しました。

楽天回線が掴める区間とパートナー回線を掴む区間が、楽天モバイルが公表している情報に対して、どの程度一致しているか考察してみたいと思います。

あくまで私個人による使用感なので、正確性については欠けていることもあることは予めご承知おきください。

公式サービスエリア(2020/6/10時点)

2020/6/10時点の楽天モバイルが公表しているサービスエリアに大船から新宿までの湘南新宿ラインの路線を緑色の線で足してみました。

濃いピンクが楽天モバイルの回線のエリアで、薄いピンクがパートナー回線のエリアになります。

このエリアマップからすると大船から出発した場合に、保土ヶ谷駅付近から楽天回線を掴んで新宿まで使えそうです。

こういうエリア分けを見ると1994年から2004年までドコモが提供していた1.5GHz帯を使ったシティフォン(シティオ)を思い出しますね。

当時PHSは安いけど電波が弱く、携帯電話は電波が強いけど高いという中でシティオは中間ソリューションとして重宝していました。

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大船→新宿まで使ってみた

2020/6/12の午前9時頃に大船駅から新宿駅まで使った時の結果を図にまとめてみました。

大船を出発してから楽天回線を掴めたのは

  • 横浜駅を過ぎて新川崎に向かう際の鶴見駅付近での2分程度
  • 武蔵小杉駅を出発したあとから新宿駅

でした。

新宿→大船まで使ってみた

先程とは逆方向で2020/6/12の午後7時頃に新宿駅から大船駅まで使った時の結果を図にまとめてみました。

図にも書きましたが、新宿駅から出発した場合の楽天回線の状況をまとめると

  • 新宿駅から武蔵小杉駅のホームまで楽天回線で安定
  • 武蔵小杉駅のホームを出発してすぐにパートナー回線切り替わる
  • 新川崎駅ホームから鶴見川手前まで
  • 東神奈川を過ぎた辺りから横浜駅手前まで
  • 横浜駅を過ぎた辺りから保土ヶ谷駅

でした。

こちらの場合は、このやり方が2回目だったので確認方法に慣れて頻繁にチェックできたので細かく楽天回線の区間が確認できたと思います。

まとめ

大船から新宿と新宿から大船の2パターンで湘南新宿ラインの電車内での楽天モバイルの回線の状況を実際に調べました。

公表されているサービスマップからすると保土ヶ谷駅からは楽天回線が安定して掴めると期待していましたが、実際は大きく違いました。

私の今回の考察としては、以下になります。

  • 横浜市内で楽天UN-LIMITのつもりでパケットを使わないほうが良い。
  • 湘南新宿ラインで安定して楽天UN-LIMITを使うには武蔵小杉駅より新宿方面である川崎市中原区から東京都内のエリア

超便利な対策法

楽天UN-LIMIT契約でパートナー回線でパケットを使うと上限の5GBまで制限なく使えます。

使い切っても1Mbpsのベストエフォートで通信が行えますが、my楽天モバイルアプリの機能を使うとパートナー回線での5GBを都合よく消費することが可能です。

それはmy楽天モバイルアプリを起動して少しスクロールすると出てくる「データ制限モード」のスイッチをタップしてONにするとパートナー回線モードでは1Mbpsのベストエフォートで通信で制限され5GBのパケットを消費しません

ただしこのモードでも楽天回線エリアでは無制限通信が行えます

よってこのスイッチを上手く運用すれば5GBのパケットを必要なときだけ消費し楽天回線エリア内では思う存分パケットを使うことができますね。

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