2016年末に家族が使うDELL製のノートPCがかなり古くなり、Webブラウジングすらストレスになってきたので、新しいノートPCを探したところHP製の「HP Pavilion 15-AU000」に出会いました。
気に入った点は
・オシャレな白い筐体
・価格が66,690円(税込)の割にCPUも解像度もストレージも十分でスペック全般に不満がない。
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- Windows 10 Home (64bit)
- インテル® Core™ i5-6200Uプロセッサー (2.30GHz-2.80GHz)
- 4GB (4GB×1)
- 15.6インチワイド・フルHDディスプレイ(1920×1080)非光沢
- インテル® HD グラフィックス 520
- 1TB ハードディスクドライブ
- DVDスーパーマルチドライブ
というわけで買ってしまいました。
実際に届いて使い始めたところ、何ら不満は無いし快適に使えていました。
違和感
その後、1年半程度経過したぐらいから、何か違和感を感じ始めました。
私は自分のPCを持っているので普段は使わず、数ヶ月に1度メンテナンスのために起動していたのですが、キーボードを打つ時の感覚が何か違う。
でも気にせずさらに半年が経った時に、明らかな違和感を感じました。
それはキーボード左側全体がかなり盛り上がっていたんです。
明らかにバッテリーの膨張でした。
えっ?と思いノートPCを裏返したら、ようやく気付いたんです。(遅すぎですが)
このノートPCは、バッテリーが交換できない。。。
そうスマホのようにバッテリー交換はメーカーに依頼する必要があると。。。。
あースペックの割に、他社に比べて安いと思ったので、これは罠だったのかなと。。
問い合わせ
2018年末にまずはHP社のサポートに電話で問い合わせしました。
すると先方の回答は
「修理となり、バッテリーの交換費用は3万円~6万円」
になりますと。
えーーーー。
66,690円で買ったノートPCのバッテリーの交換費用が3万円~6万円って、それは酷いなと。
でも通常使用が継続できて、単にバッテリーの容量が減ってしまっている場合なら仕方無いしバッテリーを交換しないという選択肢がありますが。。
今回は、継続で使用するとリチウム電池の破裂や爆発みたいなことも起こりうるので、交換は必須です。
よって再度問い合わせすることにしました。
サポートの電話は長時間待たされるし、日本語が流暢に話せますが、通り一遍等の回答しかできない人しか出てこないので、メールにしました。
こちらとしての言い分は
・バッテリー交換できないシステムを提供していてバッテリーの交換費用が3万円~6万円は妥当なのか?
・自己責任で交換を実施するからバッテリー単体で購入できないか?
・そもそもHP Pavilion 15の一部機種でバッテリーのリコールがでているが、これも対象では無いのか?
・既にバッテリーが膨張して危険な状態になっているのは、製品の不具合であるからリコールではないとしても製造責任で交換すべきでは無いか?
その回答は
・費用に関しては回答なし。
・バッテリー単体売は10,600円(税抜)で、しかも納期は4ヶ月半という遅さ。
・リコール対象ではない。
・製造責任については回答保留。
となりました。
自分で交換することについては、ネットで既に自力で交換した人を探しましたが見つからず断念しました。。納期も掛かるし。
結果
その日の夕方に再度メールが来て、無償で交換するから必要事項を書類に書いてノートPCと一緒に送ってください、とのこと。
急いでハードディスクのバックアップを取って送りました。
その後の対応は非常に迅速で、送ってから数日後にバッテリーが交換されて戻ってきました。
あれから1年半程経過していますが、バッテリーに異常はみられません。
最終的に誠実に対応頂けたので不満はありませんが、正直HPという大変大きな会社で、バッテリーに対応する体制が準備できていなかったのが非常に残念でした。
追記後日談
この記事を書いた2ヶ月後に再びバッテリーが壊れました。
HPとやり取りは面倒なので、自分で交換した記事を書きましたので参考にしてください。