ネスカフェ ドルチェグスト ジュニオ・プレミアムが壊れたから修理してみた

2014年に購入したネスカフェ ドルチェグスト ジュニオ・プレミアムが、先日使用中に突然レバーが上がらなくなり、しかも電源も入らなくなった。


レバーはなんとか無理やり動かしたら元に戻りましたが、残念ながら電源ボタンを押しても反応しなくなりました。残念。カプセル一杯買ったばかりなのに。。。

でもネットで調べてみるとどうやら温度ヒューズが反応して電源が遮断されている可能性が高いらしいことが分かり早速殻割りしてみた。

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修理

以降の説明を利用して発生した不具合やトラブル等に対して、一切の責任を負いかねます。あくまで個人の責任で実施したものということをご了承の上お読みください。

まず必要な工具は

  • トルクスドライバー(4点のネジが特殊ネジです)
  • マイナスドライバー2本(殻割りに必要です)
  • プラスドライバー
  • ニッパー
  • ハンダゴテ
  • ハンダ
  • テスター(抵抗を測って導通を調べます)

です。

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分解手順

早速分解してみます。

1. 給水タンクを外して、その裏にある4箇所のネジを外します。特殊ネジのためトルクスドライバーで外してください。

2. 次に底面の裏側の爪をマイナスドライバーで内から外に押し出しながら、できた隙間にもう一本のマイナスドライバーを入れてテコの原理で広げながら指を入れて結構壊れそうなくらいの力で開けます。

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3. 両側2枚の殻が割れるとこんな感じになります。赤丸の部分に温度ヒューズが設置されています。

原因

温度ヒューズを固定しているブラケットのネジをプラスドライバーを使って外します。温度ヒューズは青色の配線と、赤色の配線に接続されていて、交流電源の2回路の両方に接続されています。

テスターでヒューズの両端(当たるのが難しい場合はAC電源の端子と内部配線をたどると端子部分がある)の抵抗を調べると青色の配線側のヒューズが切れていることが分かりました。

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改修方法

ホームセンターで温度ヒューズを買ってきました。

耐圧250V,  最大電流10Aで動作温度126度、2本入りで税抜き299円でした。



圧着用のスリーブが付いてますが工具がないので今回はハンダで付けます。

1. 接続されているヒューズには透明な保護チューブが付いているので、ずらしてむき出しにします。

2. ヒューズが接続されている状態で一旦全体の長さを定規で測っておきましょう。

3. 測ることができたら、ニッパーで温度ヒューズを切断して買ってきたヒューズをハンダで接続します。

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4. 長さを最初の状態と同じにするために温度ヒューズにマジックでハンダ付をする部分にマークするのが良いと思います。

5. 両端のハンダ付けが完了したら、一旦両端の抵抗を測り導通を確認します。

6. 保護チューブをもとに戻します。

7. 温度ヒューズをもとの位置に戻してブラケットで固定しします。(温度ヒューズは温度で反応するので、ハンダゴテを当てすぎないように注意です。当てすぎるとヒューズが切れます)

8. この状態でAC電源を入れて電源が入るか試したら見事復活しました!!

9. 最後に殻を割った手順とは逆の手順で元に戻して完成です。

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まとめ

お陰さまで美味しいコーヒーをまた飲むことができました。濃い抹茶もオススメです!!!

ドルチェグストは下記Amazonのサイトで結構安く手に入れられるようです。

美味しいコーヒーが飲めて、お手入れが楽なドルチェグストは我が家のカフェタイムに欠かせない存在なので、今回直ってホッとしました。


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